臨床心理学特論 第4回
基本的に教科書を通読して、ラジオを聴きながら気になったところをメモしているのですが、この手の情報は間違ったことをアップすること自体が害悪なのではないかと思い、少し省略して概要のみメモしていくことにします。
臨床心理学と精神医学1:統合失調症と気分の障害
(これは、学生の授業メモです。事実とは異なる場合があります。参考にしないでください)
・精神疾患を持っている、持っていた、これから発病しそうな人が対象
医師との協力や、紹介が必要
・全体を常に把握するのは難しい。ここでは糸口を提供する
■診断について
・「臨床心理学=共感的理解、精神医学=客観的な所感(内的共感を重視しない)」は間違い
→精神医学の場合は、身体的所感もかみされる
・20世紀半ばから、世界標準のスケールが設定された
・ICD International Classification of Dseases(ーWHO、主に世界の統計などで使われる)
・DSM Diagnostic and Statical Manual of Mental Disorders(ー米国、主に学術研究で使われている、批判もある)
・大きく分けて2種があるー心理療法ー薬物療法
薬の効果は心理的効果に影響されるー心理療法の効果は薬物によって変化する
■統合失調症と気分の障害について
・代表的な精神疾患であり、2つとも脳の機能の変調である
<統合失調症>
・精神疾患の中でも大きい
発病危険率0.7-0.8%と高く、世界的に変わらないとされている
進行性
日本の精神病の入院患者の約6割を占める
課題:社会的入院
初発は10代後半から30代前半
幻覚や妄想が代表的な症状=陽性症状
ー内面と外界の違いがわからなくなる「自我障害」
無為・自閉陰=性症状
・進行
前駆症状ー数週間の頭痛、不安、集中困難、神経症症状など→幻覚、妄想(本人に自覚がないものを「病識欠如」という)
・薬物
1952年、フランス、クロルプロマジン
初期に陽性症状を抑える
統合失調症の再燃を予防する
・臨床心理学の役割
急性期:一刻も早く医療につなげること
その後:薬物の定期摂取の支援、不安などに向き合う
統合失調症そのものだけではなく、人生への悩みに向き合う
・統合失調症の下位分類
→印刷教材覚える
・ドーパミンでは陽性症状以外の説明が難しい
<気分の障害とうつ病>
・近年うつの情報が増えているのはDSMにより、「症状」で分類されるようになったから
ー複数の背景を加味するべき
ー今回は脳の変化による典型的な病状について話す
クレペリン(1856-1926)
ー長期的な症状の変化で分類した
・躁うつ病(双極性障害)
ーもとに戻る、障害で見るとうつと躁がある
・うつ病(統合失調症)ー理由もないのにひどく気分が落ち込む
ー時とともに落ち込んでいく、落ち込みしかない
→「落ち込み」よりも
<治療>
教科書参照